「お陰様で」という言葉の本当の意味と、ありがたさがわかるようになりました。

カーコーティングの仕事というのは、言わば職人。
職人の私は、仕上がった作品を依頼主に認めてもらうような仕事をしていきたいと常に思っています。

しかし、職人は手抜きを考える。材料を削って、時間を短縮して、工程の数を減らして・・・・・利益を上げるために考えます。
しかし、それをやると全てが壊れます。

職人はそれだけは、やったらダメだと思います。
 

依頼主から望まれた仕事量が100なら、100をしていたのでは、そのうち110の仕事ができなくなります。 
100望まれたら110、120を目指して仕事をすることを心がけています。

そうすると自分の100が１年後には150にも200にもなっている。

しかし表向きはいつも100。
中身が圧縮されるだけのことだが、これがすこぶる楽しいんです。

難しい仕事か、楽な仕事か、をコーティングの仕事で表すと、塗装色にもよりますが、楽な仕事は新車を扱うこと。
しかし、楽な仕事ばかりだと難しい仕事をしたい、という気持ちは満たされない。
特に、初年度登録より年数が経過している、気合の入る仕事は、依頼を貰った時からワクワクしてしまいます。

施工作業が終了し、引き渡しの時その依頼者に、「握手をして下さい。」 と手を差し出されたことがありました。

また、依頼者へ引き渡した後日、「いい仕事をありがとう。」 とわざわざ連絡をもらえたことも。

こういうのは、たまらなくうれしいものです。

このようなことが続いて、今のカラーズを支えて貰っています。

本当にありがたいです。
 

毎日、同じようで、違う内容のワクワクする仕事を与えてもらうことができ、試行錯誤を楽しめるようになったことは、本当に感謝でいっぱいです。

最近では、人と話をするのがおもしろくて仕方がありません。

目標は、たくさんの方々が立ち寄ってくださり、いろんな分野の方々で情報交換もでき、作業性も良く、センスのある店構えで、駐車場も広く、本業以外でもお役に立てて、人とのご縁を大事にしたいと思います。
大切な人を大切にしたい。